こんにちは、大阪のいちじく農家ハッピーファームの園主です。
当園では「幻の黒いちじく」や「黒いダイヤモンド」「黒蜜姫」とも呼ばれているいちじく品種、「ビオレソリエス」も育てています。
今年はこれらの珍しいいちじく品種専用の畑も整備して、収穫量が増え今までよりは需要にお応えできる見込みです。(と言ってもまだまだ少量生産です)
目次
ビオレソリエスの芽ぶき
桝井ドーフィンなどと比べて収穫時期が遅いビオレソリエスは、芽が動き出すのも少し遅め。2週間ほど遅れて、ようやく芽が動き始めました。
まだ出そろっていないので、出そろうのも考慮すると3週間ほど遅れるのかもしれません。まだまだ実際に栽培してみての情報収集中です。

ビオレソリエスの品種特性(当園調べ)
収穫は桝井ドーフィンが7月末から採れ始めるのに対し、ビオレソリエスは9月上旬頃(稀に8月下旬)からと、約1か月ほど遅れて収穫がはじまります。

ビオレソリエスの特性としては、樹勢が強く枝にしなりが無いので、誘引時にポキッと根本からとれてしまう事故がおきやすく、また芽も桝井ドーフィンほどたくさん出にくい品種です。芽かきや誘引にかなり気を遣うという意味では、桝井ドーフィンよりも作りづらいです。また樹勢が強いので実も着きづらいと言われています。
ですが当園では去年はほぼすべての節に黒いちじくが実って大豊作でした。まぐれかもしれませんが、ちょっと独特な管理方法をしたのでそれが良かったのかもしれません。今年も大豊作になるよう、頑張って手入れしていきます。
通販でも9月頃に販売します。その際はまたお知らせするので、ぜひご賞味くださいね。
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