なぜ農業に転身(新規就農)したのか?

プログラミングのイメージ(実際こんなことやってた)

新しく農家になることを「新規就農」なかでも私のようにもともと農家でない人間の場合は「新規参入」と言います。このページでは私が新規参入を決めた理由を簡単にご紹介します。

目次

「なんでプログラマーから全く方向性の違う、農家になったの?」

私が農業に転身した理由は大きく3つです。

  1. 30代で独立開業したかった
  2. 農業という産業に未来を感じた
  3. 食べるのが好き

1.30代で独立開業したかった

私は30代で独立開業したかったという思いがありました。親や兄弟がみな独立開業していることもあり、なんとなく独立していることが当たり前の感覚で、サラリーマンとして働くことが自分には向いていないと感じていました。

独立を視野に入れてWEB業界で7年間勤めていました。とても充実して楽しい毎日でしたが、業界のことがわかるうちに、参入障壁が低く技術の入れ替わりが激しく、超一流以外は10年後、20年後に厳しくなるだろうと感じ始めました。そこで、しぬまで続けられる仕事について考えたところ、農業が候補の一つとして浮かび上がりました。

人間の営みに欠かせない「衣食住」、そして原始的な欲求として「食欲」そのどちらも満たすことができる食糧生産は、長く続けられる仕事としてとても魅力的に映りました。

2.農業という産業に未来を感じた

私がウェブの仕事で業界調査をしていた時、農業に参入する超一流の大企業が増えていることに気づきました。さらに、スマート農業、サステナブル、農業と福祉、ICTなど、キラキラしたワードが並びます。その一方で、耕作放棄地問題、担い手不足、食料自給率の低さなど、農業には様々な課題もあることを知りました。

このときに、農業が注目されている業界だと知り、また課題はむしろ伸びしろがあると感じ、ワクワクしてきたのです。

3.食べるのが好き

私も妻も、食べるのがもともと好きで、外食を楽しんだり、新しいお菓子を見つけたりするのを楽しみにしていました。だから、「農家になれば美味しい新鮮な野菜や果物がいつでも食べられる」ということも、私たちのモチベーションのひとつです。だから妻も農家になることにとても前向きでした。

まとめると「独立開業したい」「農業に魅力を感じた」「食べるのが好き」「しかも家族が乗り気」が農業に転身した理由です。

後編(実際に新規就農する道のり)はこちら

毎日、妻と一緒に畑で汗を流しています
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