白いちじく「ブルジャソットグリース」

いちじく界の灰かぶり姫?

品種名:ブルジャソットグリース、Bourjassotte Grise(私的意訳:スペインのブルジャソット村から広まった灰色のいちじく)

かなり小ぶりな品種で、外観は白~灰色がかった見た目なので正直あまり映えません。ですがその外観に反して、中身は濃厚な紅色の蜜たっぷりで、甘さと酸味が強くとても濃厚で美味しく、園主お気に入りの品種です。

見た目映えなかった子が、割ると美しい紅色を見せ、食べると今まで食べたことのないような濃厚な味わいを見せて化けるところは、まるで灰かぶり姫(シンデレラ)のようじゃないですか?

見た目的には、白というより灰色・・?
白っぽい外観に反して、割ってみるととても濃厚な紅色の果肉が美しく、食味も美味しいです。初めて食べたときは、まるで魔法にかかったようでした。

マイナー品種でとても稀少です

この品種のことは情報が少なく、じつはあまりよくわかっていません。品種のスペルはBourjassotte Griseで、スペインのブルジャソット(Bourjassotte)村から広まった灰色(Grise)のいちじくが由来と思われます。(参考:https://www.figdatabase.com/variety-details/1745/bourjassotte-grise

太い枝に小さな果実がぷるんと実る姿は可愛らしいです。

ブルジャソットグリースの当園調べデータ

以下は私的な評価。2022年10月時点でまだデータ収集中ですので参考程度に。

糖度非常に甘い(18度前後)
食感、食味ねっとり・濃厚で、酸味とのバランスがよく、余韻を楽しめる
外観黄色~灰色(あるいは茶色?)。へた部分は黄色に、果実部分は灰色になる。
果実の色とても濃い紅色
やや厚いが柔らかい。(皮ごと食べても気にならない)
収量(個数)普通または少し多い。(節間が短くたくさんの果実がなる。ただし脇芽が出にくく、結果枝の確保に少し難がある)
1個重量小(30~50g)
収穫時期8月下旬~11月、やや晩生品種(データ収集中)
収穫適期の見極め方のコツ色がついた果実を触って、へたの近くまでやわらかくブニブニしていたら適期。
適期を過ぎて過熟になっても、晴れが続いていれば痛まずに樹上でそのままドライフルーツになることも。(園主のおやつです)
簡単に言うと、すこし作りづらく小さいけど、たくさん採れて美味しいです

参考(桝井ドーフィン)

参考までにポピュラーな品種「桝井ドーフィン」の場合(私的評価ですので参考程度に)

糖度甘い(15度前後)
食感、食味とろとろ・完熟果は濃厚な甘さ、後口はややさっぱり
外観赤、扁平~卵型まで形のバリエーション豊富・・?
果実の色鮮やかな赤色
完熟果は薄く柔らかい。(皮ごと食べてもあまり気にならない)
収量(個数)とても多い
1個重量中~特大バラツキが大きい(50~150g)
収穫時期7月下旬~10月下旬、極早生品種・・・最も早くから収穫でき、しかも長い間採れます。
収穫適期の見極め方のコツテカリのある果実を力を入れず触って、へたの近くまでやわらかければ完熟。触れないレベルの柔らかさのものは、激甘ですがまったく日持ちしません。また完熟果は雨にあたると品質が著しく落ち、廃棄になることもよくあります。
簡単に言うと、早い時期からなが~く、たくさんの大きな果実が採れて、しかも美味しいです。経営的には圧倒的に優秀すぎます・・。さすが市場シェア7割の「THEいちじく」です。

ハッピーファームのいちじく栽培へのこだわり

美味しいいちじくを作るために、ぶどうやワインの廃棄物を土づくりに活かしています。ぶどうを使ったオリジナルの肥料は、微生物たちの栄養になるほか、暑い夏の乾燥からも樹をまもってくれています。

ぶどうの廃棄枝やワインの絞りかすを肥料にしています。

羽曳野の豊かな恵みで育った完熟いちじくをどうぞご賞味くださいませ。

通販もやってます

シーズンの9月頃は通販や直売所で販売しています。栽培数が少ないため、まだまだわずかな量しか採れませんので、売り切れにご注意くださいませ。

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