黒いちじく「久留米くろみつ」

目次

これから来るかも?日本生まれの黒いちじく

品種名:久留米くろみつ(R)(商標登録されています。)

福岡県久留米市で産まれた品種のようです。

※品種登録はされていないかも・・?商標登録はされていますが、果実の「久留米くろみつ」表記での販売はOKとのことです。(苗の増殖や販売はできません)

まるっこい愛らしい形が特徴です。

まだ新しい品種で生産者が少ないため、とても稀少です

最近つくられた品種のため、まだまだ苗自体の流通量が少なく、農家で増やすことができないため全国的に生産量が少なく稀少な品種です。

とろりとした食感と甘さが特徴で、特に女性に人気が高い「久留米くろみつ」、もしお近くの直売所などでお見掛けすることがあればぜひお試しください!

通販で販売した際も好評でした。食べチョクさんでもとても良い評価のレビューをいただきました。お客様からの美味しいの声で今年も頑張れます!

彩羽真矢さんに食べ比べしていただきました

縁あって彩羽真矢さんにいちじくを食べてもらう機会があり、とても気に入っていただけたので、ライブで食べ比べもしてもらいました!ありがとうございます!

詳しくは「彩羽真矢すっぴんチャンネル」で〜
まったりライブのアーカイブです。(実食シーンは18:14あたりからです)

久留米くろみつの当園調べデータ

以下は私的調査のデータです。2022年10月時点でのデータですので参考程度に。

糖度甘い(15度前後)
食感、食味とろとろ・口に入れた瞬間の濃密な甘さ、後味は意外とさわやか
外観非常に濃い黒赤(ほぼ黒)、まるっこいかわいらしい果実。
果実の色明るい桃色
薄いが少しザラザラしてる。(数個程度なら皮ごと食べても気にならない)
収量(個数)とても多い(8月下旬~9月上旬に爆発的に収穫できます。※樹勢が落ちやすいとのこと。おそらく果実がたくさんなりすぎて体力を消耗する?)
1個重量中~大(40~80g)
収穫時期8月初旬~10月、やや早生品種(データ収集中)
収穫適期の見極め方のコツ色がついた果実を力を入れず触って、へたの近くまでやわらかければ適期。蜜があふれだした果実は甘いが日持ちしないので注意。(蜜が付着した部分がカビる可能性があります)
簡単に言うと、たくさん美味しいとろとろの果実が採れます。採れすぎて樹の寿命が短そうなので今後、要観察です。

参考(桝井ドーフィン)

参考までにポピュラーな品種「桝井ドーフィン」の場合(私的評価ですので参考程度に)

糖度甘い(15度前後)
食感、食味とろとろ・完熟果は濃厚な甘さ、後口はややさっぱり
外観赤、扁平~卵型まで形のバリエーション豊富・・?
果実の色鮮やかな赤色
完熟果は薄く柔らかい。(皮ごと食べてもあまり気にならない)
収量(個数)とても多い
1個重量中~特大バラツキが大きい(50~150g)
収穫時期7月下旬~10月下旬、極早生品種・・・最も早くから収穫でき、しかも長い間採れます。
収穫適期の見極め方のコツテカリのある果実を力を入れず触って、へたの近くまでやわらかければ完熟。触れないレベルの柔らかさのものは、激甘ですがまったく日持ちしません。また完熟果は雨にあたると品質が著しく落ち、廃棄になることもよくあります。
簡単に言うと、早い時期からなが~く、たくさんの大きな果実が採れて、しかも美味しいです。経営的には圧倒的に優秀すぎます・・。さすが市場シェア7割の「THEいちじく」です。

ぶどうを肥料にして、羽曳野の恵みたっぷりの土でいちじくを育てています

羽曳野市はいちじくのほかに、ブドウやワインも生産が盛んです。ハッピーファームでは美味しいいちじくを作るために、地域で排出されるぶどうやワインの廃棄物を土づくりに活かしています。ぶどうを使ったオリジナルの肥料は、いちじくの栄養になるほか、植物の成長を助ける有用な微生物も増え、暑い夏の乾燥からも樹をまもってくれています。

ぶどうの廃棄枝やワインの絞りかすを肥料にしています。

羽曳野の豊かな恵みで育った完熟いちじくをどうぞご賞味くださいませ。

通販もやってます

シーズンの8月~9月は通販や直売所で販売しています。まだまだ栽培数が少なく稀少ですので、お見掛けした際はぜひお買い求めください!ビオレソリエスと並んでファンが多い品種です。

そのほかの農産物

目次