地元の子どもたちに「しあわせ無花果」を寄贈しています
私たちが営農している羽曳野市の子どもたちに、いちじくを寄贈する取り組みをしています。この取り組みの目的は、羽曳野で暮らす子ども達に羽曳野市の農業やいちじくに関心を持ってもらい、ふるさと羽曳野を好きになってもらうことです。
なぜ、いちじくを寄贈するのか?
昔は身近な存在だった「いちじく」が、今や高級フルーツとなり、子供たちが実際に味わう機会が減ってしまいました。羽曳野市はいちじくの名産地なのに、地元で暮らす子供たちが、この地域の誇れる特産品を知らないのは残念でなりません。
いちじくを食べて味わい、その背景にある羽曳野の農業を学ぶことで、子供たちに故郷の魅力や誇りを感じてもらいたい。ふるさと羽曳野の「いちじく」を通して、地元への関心と愛着を育む良い機会になると考えました。
羽曳野市内の児童養護施設に寄贈
様々な事情により、児童養護施設で暮らす子どもたち。施設での生活は、ときに子供たちにとって困難な状況もあります。私たちハッピーファームの目標は、美味しいいちじくを通して世の中に笑顔の輪を広げることです。
そこで、羽曳野(はびきの)の豊かな自然が育んだ特産品である「いちじく」を羽曳野市内の児童養護施設に贈る活動に取り組んでいます。
活動実績と今後の活動
売上の一部とクラウドファンディングでのお客様からの寄付金を活動資金にして、2023年は子ども一人あたり1パックずつ、合計150パックを寄贈することができました。子ども達やスタッフの方々からも喜びの声をいただき、なかには年賀状を送ってくれる子もいて私たちも幸せな気持ちになりました。今後も幸せな笑顔を未来へつなげていけるよう、この活動を続けていきます。
クラウドファンディング(2023年終了)⇒https://camp-fire.jp/projects/view/680786
たくさんのご支援誠にありがとうございました!
羽曳野市内の小学校に寄贈
さらに2024年は、仲間のいちじく農家と協力して、羽曳野市内の全小学校にむけても取り組みを始めます。
まだ詳細は市の教育委員会と詰めているところですが、羽曳野市内の小学校に通っている3年生に、いちじくを提供し食べてもらうことで、ふるさと羽曳野の良さを知ってもらい、また食育にもつながると考えています。
プロジェクト名:「あめんぼいちじくプロジェクト」
あめんぼいちじくプロジェクトの概要
プロジェクト主催:「はびきの農家の煮こみ会」(私が所属する若手農家のグループです)
「あめんぼいちじくプロジェクト」は、羽曳野市の小学生に向けて、大きくは2つの取り組みを行うプロジェクトになります。
1)雨傘(あめんぼ)プレゼント
ジメジメ、ベトベト。一般的には嫌われがちな雨。ですが私たち農家にとっては、恵みの雨でもあります。私たちは、思わず雨が楽しくなってしまうようなオリジナルの雨傘を作り、子どもたちにプレゼントしたいと考えました。少しでも雨が楽しくなり、また農業や農産物、食に興味をもつきっかけになればと願っています。
対象は古市小学校の新一年生(2025年入学)です。
2)いちじくプレゼント
前述のとおり、いちじくを食べたことのない子どもたちが多く、いちじく農家の私たちにとってそれはとても寂しく思います。また、少子化が進み、いまや羽曳野市内の全部の小学校あわせても、1学年およそ800人しかいません。そこで、いちじく農家の仲間と協力して小学生全員にいちじくをプレゼントすることを決めました。
羽曳野の名産「いちじく」を通じて、いちじくの美味しさを知り、ふるさとを誇りに思う子どもたちが一人でも増えたなら。
対象は羽曳野市内のすべての小学校3年生です。
活動資金のご支援をお願いします
児童養護施設や小学校へのいちじく寄贈には、ある程度まとまった活動資金が必要になります。すべてを農家側で負担することは正直なところ難しく、皆様のご支援が必要です。
子どもたちを笑顔にしたい。地元に誇りをもってほしい。そしていちじく好きを増やしたい!
そんな活動に共感していただけたら、活動内容のシェア拡散、またよければ支援商品のご購入をどうかお願いします。(支援商品はまだ準備中です)