気付けば、いよいよ2023年も終わりですね。本年もご愛顧いただき、本当にありがとうございました。関わる皆様のおかげで、無事に今年も年を越すことができます。感謝です。
良い機会なので、今年の振り返りと来年の抱負を書いていきます。かの本田宗一郎さんも、目標をオープンにすることで引けない状況を作り達成してきたそうです。私もそれにあやかって、来年もますます明るい未来へ繋がる農業を目指していきます。
2023年の振り返り
達成できたこと
- いちじく通販予約の開始
- いちじくを自宅前直売所での販売強化
- ドライいちじくの製造販売に着手
- さつまいもの販売強化
- メディア露出(TV、新聞等)
- いちじくを地元の子ども達に食べてもらう(児童養護施設への寄付)
- いちじくで受賞(野菜ソムリエサミット金賞)
メディア関係者様、クラファンご支援者様、直売所へご来店のお客様、協力してくれた家族・・・関わる全ての皆様のおかげでこんなにいろいろ達成できました。本当にありがとうございました!
反省点
- いちじくの通販予約いただいたお客様をかなり待たせてしまった
- 豪雨や台風、また干ばつの影響でいちじくの品質が安定せず出荷が安定できなかった
- 加工品への着手が遅れ、年内に着手できなかった企画がたくさんある
- 忙し過ぎて一般の方向けの「いちじく狩り」ができなかった(クラウドファンディングの返礼品では行いました)
2023年の総括
概ねやりたかったことは達成できた年でした。特に、特産のいちじくを地元の子ども達に食べてもらうことができたのは本当に良かったです。クラウドファンディングでご支援いただいた皆様・また企画をシェア拡散いただいた皆様、本当にありがとうございました。
ただ残念だったのは、通販予約したにもかかわらず、いちじくの発送を長期間お待たせしてしまったことと、直売所へご来店いただいても売り切れ状態が続いてしまったことです。家族経営の小さな農家ですので生産量に限りがあるのは仕方ないのですが、ピークのときに天候不順でうまく出荷できなかったのが本当に悔やまれます。露地栽培ですので雨天や台風は仕方ないのですが、せめて干ばつにはきちんと対応できるよう、圃場整備での対策をより一層頑張りたいと思います。
来年の抱負
- よりお客様との繋がりを強くする
- いちじくの寄付や循環型農業など「関わる人が幸せになる取り組み」を無理なく継続できる仕組みをつくる
- いちじくの安定生産(まずは干ばつ対策)
それぞれ具体的には、「公式LINEを作る、SNSやWEBでの発信をもっと積極的にする、紙媒体での通信を積極的に更新する」「明るい未来へ繋がる社会を目指す小規模なコミュニティを作る」「いちじく畑での潅水システムをつくる」といったことを行っていきます。
公式LINEやコミュニティに関しては、またホームページでもお知らせしたいと思います。
すべては「幸せが循環する農業」を目指して。来年も精進してまいりますので、どうぞよろしくお願いします。
2023年12月31日 園主 吉川幸一郎
気軽にコメントしてください~