【農業簿記】ポイントやクーポンなどを利用してマルチなど買った場合の仕訳の仕方

気付けば12月・・ということで、夜な夜な経理作業してます。

突然ですが、ヤフオクや通販、ホームセンターで少しでもお得な買い物をしたりしてませんか?私はよく、ヤフオクで珍しい品種の苗や中古農機具を買ったり、楽天市場やコメリなどで備品をまとめ買いしたりしています。

そのときにクーポンやポイント・まとめ買いなどで値引きして購入するのですが、そういった値引きをされた場合の帳簿のつけ方を調べたのでメモ代わりにブログにしました。どなたかの参考になれば嬉しいです。

勘定科目のつけ方は以前に書いた「freeeでよく使う農業簿記の勘定科目」の記事を参考にしてください。

会計freee!の割引キャンペーン

私は会計freee!を利用してます。クレジットカードや銀行口座と連携して自動で取引を取り込んでくれるので、面倒な経理入力もラクチンです。また月ごとの収支や、品目・取引先ごとの売上、資金繰りなどを見やすくしてくれるので、経営改善にも役立ってます。もしまだどの会計ソフトを使うか決まってない方は、個人的にはfreee!お勧めです。

個人事業主向けfreee会計 年額プランが【2,000円OFF】になる特別クーポンです。

上のクーポンをつかうと、使ったあなたも、私も少しお得になります。もし会計freee!使いたくなった方はぜひ。

目次

まとめ買いやクーポンなどで値引きを受けて、黒マルチなどを購入した場合の仕訳方法

例1

ホームセンターで1本1280円の黒マルチを12本購入した。まとめ買い値引きで1本あたり40円値引きされて、合計で14880円を現金で支払った。(通常価格15360円、値引き額480円)

※価格は例文のためテキトーです

※一部をポイント支払いした場合やクーポン利用での値引きでも同じ扱いです

仕訳

借方勘定科目借方金額貸方勘定科目貸方金額
諸材料費15360円現金14880円
諸材料費480円
値引きを受けた金額を貸方で引けばOKです

会計freeee!での登録方法

下の画像のようにすればOK。

  1. 取引の「詳細登録」画面を開く
  2. 値引き前の金額で「諸材料費15360円」と入力する
  3. 「控除・マイナス行を追加」をクリックする
  4. 諸材料費480円を入力すればOK。金額の横に黒い三角マーク▲が出ていればマイナスの印です。
  5. 合計金額「14880円」が実際に支払った金額と合っているか確認する。

この仕訳方法でもOKです

値引き額を収入とみなす場合

今回は諸材料費を値引きしたものとしてマイナス計上しましたが、値引き額を収入としてみなすのも大丈夫なようです。個人的には収入として計上するのが気持ち悪い気はしますが・・。

借方勘定科目借方金額貸方勘定科目貸方金額
諸材料費15360円現金14880円
雑収入480円
値引きを受けた金額を貸方で雑収入として計上すればOKです

会計freeee!での登録方法

  1. 取引の「詳細登録」画面を開く
  2. 値引き前の金額で「諸材料費15360円」と入力する
  3. 「控除・マイナス行を追加」をクリックする
  4. 雑収入480円を入力すればOK。金額の横に黒い三角マーク▲が出ていればマイナスの印です。
  5. 合計金額「14880円」が実際に支払った金額と合っているか確認する。

プライベートのポイントカード等を利用して購入した場合

プライベートで利用している(例えば楽天ポイントカードとか)のポイントを利用してなにかを購入した場合は、事業主の生活費からお金を立て替えてもらうことになるので、「事業主借」を使います。

例2

ホームセンターで1本1280円の黒マルチを12本購入した。個人的に所有しているポイントカードのポイント480ポイントを利用して、合計で14880円を現金で支払った。(通常価格15360円、プライベートのポイント値引き額480円)

※業務で利用しているポイントカードの場合は、例1の処理になります

仕訳

借方勘定科目借方金額貸方勘定科目貸方金額
諸材料費15360円現金14880円
事業主借480円
ポイント値引きを受けた金額を貸方で事業主借にして引けばOKです

会計freeee!での登録方法

  1. 取引の「詳細登録」画面を開く
  2. 値引き前の金額で「諸材料費15360円」と入力する
  3. 「控除・マイナス行を追加」をクリックする
  4. 事業主借480円を入力すればOK。金額の横に黒い三角マーク▲が出ていればマイナスの印です。
  5. 合計金額「14880円」が実際に支払った金額と合っているか確認する。

まとめ

  1. 正式な合計金額を借方に、実際に支払った金額と値引き額をそれぞれ貸方に計上しましょう。
  2. 貸方の値引き額の勘定科目は下のいずれかにしましょう。
    • 値引きとして見なして「借方と同一の勘定科目」にする
    • 収入として見なして「雑収入」にする
    • または事業主の生活費から出すなら「事業主借」で記載しましょう。

もしこの記事が参考になったら、「いいね」やシェアなどしていただけたら嬉しいです。

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

モチベーション上がるのでシェアお願いします!

気軽にコメントしてください~

コメントする

CAPTCHA


目次