農地の利用権設定で必要な、登記事項証明書(謄本)や土地台帳付属地図(公図)をオンラインで取り寄せる方法

先日、利用権設定の更新のため公図と謄本が必要な場面がありました。日中は農作業で忙しいので困ったなーと調べたらオンラインで取り寄せできるようなのでやってみました。同じようなことで困ってる誰かのためになればと、やり方を記事にしておきます。

目次

オンライン請求のメリット

  • 手数料がほんの少し安くなります
  • 時短になります(窓口での待ち時間がありません)
  • 法務局にいかずに手続きできます
  • 平日の夜21時まで請求できます(窓口だと午後5時15分まで)
  • 1~2日後に発送されます

夜間にできますし、時短にもなるので忙しい農家さんにオススメの手段です。

オンライン請求のデメリット

  • 電子納付待ち、郵送待ちが発生するため、当日には手に入りません。手元に届くのは最短でも2日後。急ぐ場合は窓口まで。
  • 慣れないと意外と時間がかかります。

できる限りわかりやすく書いたつもりなので、このページがお役にたつと嬉しいです!

準備物

用意するのは以下の2つだけ。めっちゃ簡単です。

  • 手数料を支払うための「ネット決済ができる口座」
  • 農地の地番

登記謄本と公図をオンラインで取り寄せる手順

以下はパソコンで手続きを進めてる画面です。

法務局の登記・供託オンライン申請システムにいく

法務局が運営する「登記・供託オンライン申請システム」のサイトへ

「かんたん証明書請求」をクリックします。

1.申請者IDを作成する

ログインを求められるので、「申請者IDをお持ちでない場合」をクリックします。

氏名や住所、職業(たぶんこのページを見てるのは農家さんだと思うので「その他」を選択)、希望IDやパスワード、メールアドレス等を入力します。

入力を終えて「仮登録」をするとメールが届くので、そのメールに記載された認証情報を書いて、「登録(次へ)」をクリックします。

これで申請者IDの作成が完了しました。

2.ログインする

つくった申請者IDでログインします。

3.公図を請求する

証明書請求メニューページで「登記事項証明書(土地・建物)/地図・図面証明書」をクリックします。

「オンライン物件検索を使う」をクリックして、農地の情報を入れて「検索」をクリックし、「確定」ボタンを押す

請求情報の入力ページで、証明書の種類を「地図証明書」、必要な通数を入力する

内容を確認して「次へ」をクリックすればOKですが、今回はそのまま続けて謄本も請求申請します。

4.続けて謄本を請求する

「同一物件請求追加」ボタンをクリックします。

下の画像のように、請求2が追加されます。

証明書の種類を「登記事項証明書」、請求の対象を「全部事項」、必要な通数を入力し、「次へ」ボタンをクリックします。

請求者名、交付方法(ここでは「郵送」を選択)、郵送先などの情報を確認します。

入力内容の確認ページで、自分が欲しい農地の情報か、必要な書面の手続きができているかを確認して、「確定」ボタンを押す

支払いは電子納付にします。氏名を確認し、「確定」ボタンをクリックします。

すると下のような画面に切り替わります。

しばらく(数十分~翌日になる場合も)待つと納付に関するメールが届きますので、オンライン申請システムにログインして「処理状況照会」へ。「納付」ボタンが現れます。

「納付」ボタンをクリックし、インターネットバンクを使って手数料を納付します

数日待つと、郵送で届き、これで公図と謄本が手に入ります。今回は農地の利用権設定のために必要でしたので、市役所の担当の方に渡してタスク完了です。

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