【農業簿記】ハウス・作業小屋を建てる際の経理について

こんにちは、大阪のイチジク農家「ハッピーファーム」の吉川です。

経理をしていて仕訳に迷い勉強したので、メモ代わりにブログに残しておきます。

今日はタイトルの通り、ビニールハウスや作業小屋などを建てる際の経理についてです。

ビニールハウスを自分で建てる場合、必要な材料を一括でドン!と買わず、こまごまとホームセンターなどで買っては少しずつ建設していくのが一般的だと思います。あるいは、電気部分など部分的にプロにお願いするなど支払先・支払日が複数パターンになることもあると思います。

10万円以上かかるビニールハウスは固定資産「構築物」

出来上がったビニールハウス(作業小屋や果樹棚も)は、かかった費用が10万円以上であれば「構築物」という固定資産扱いになります。固定資産ですので、減価償却費で何年かにわたって経費扱いとなります。
※30万円未満であれば、「少額減価償却資産」として、その年で全額償却(実質その年の経費として計上)して節税のために調整することができます。詳しくは「少額減価償却資産」で検索してみてください。

悩みポイント

悩んだのは、材料を購入したレシートが複数日にまたぐので、どうやって仕訳けたらいいの?というところ。ハウス関連のぜんぶのレシートを貯めておいてハウス完成時にホッチキスで止めて構築物として登録・・・?ぜったいややこしいし、どうしたらいいかな・・。

でいろいろ調べた結果、こういうのが一番良さそうだという結論になりました。

結論

日々の出費は仮勘定で積み立て、実際に使用開始するとき(完成時ではない)に積み立てた合計額を固定資産として振替して計上するとよいです。こうすると、日々の出費(部材購入や土地取得・また一部をプロにお願いした工事費など)を忘れず計上できることが良いです。

日付実際借方貸方
10/2現金80,000円でビニールハウスのパイプを購入した建設仮勘定 80,000現金 80,000
10/6建ててみたらビニールハウスのパイプが不足したため、現金15,000円で追加購入した建設仮勘定 15,000現金 15,000
10/860,000円のビニールハウスのビニールを事業用クレジットカードで購入した建設仮勘定 60,000未払金 60,000
10/12電気工事をお願いした。工事費は150,000円だった建設仮勘定 150,000円 現金 150,000円
10/15ビニールハウスが完成した
11/3ビニールハウスでホウレンソウ作付けの準備(畝立てなど)を始めた(実質の使用開始)構築物 305,000建設仮勘定 305,000
建設仮勘定で積み立てていき、使用開始時に合計額を構築物として振替します

会計freee!の場合

会計freee!を使う場合は、関連する出費をメモタグなどで「ハウス1号棟建設」「作業小屋建設」とつけておくと、あとで絞り込み検索して合算しやすいです。

この記事が誰かの参考になれば幸いです。もし、もっとこうしたらいいよ、こうするのがいいよってご意見あればコメントくださいませ。

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